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2010/10/19

in香川「瀬戸内国際芸術祭2010編その2」

バスにゆられて10分ほどでアっというまに島の反対側に到着。建築家 妹島和世+西沢立衛の設計による「海の駅」にやってまいりました。いわゆるフェリーターミナルです。施設全体を軽やかな薄い屋根で覆い その下にはそれを支える複数の細い鉄骨丸柱とガラスの仕切りしかない といった感じの形状をしています。


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それにしても徹底的に屋根を薄く浮かして見せています。床と天井をつなぐものが柱以外まったくない。エアコンの吹き出しはショップのカウンター下に仕込んであるし、換気扇もない。雨どいすら見つからない。どっかにアラはないかぁ・・・・


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次に向かったのは安藤忠雄氏の「地中美術館」。その名の通り 建物の多くが地下に隠れています。建物は安藤ワールド全快で、「うん、安藤さんはこれでいい!」という感じでした。なんだかわからない感想で説明をハショリすぎましたが、建物は美しかったし 瀬戸内の美しさも味わえたのだから建物を地下に引っ込めてまで安藤さんがやりたかったことは成功してる気がしました。


地中カフェ 瀬戸内の景色が一望できる
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さて、帰りのバスを待っているとフェリーに乗り遅れそうなので歩いて海の駅にもどることにしました。美術館は高台にあって 30分くらい海沿いの入り江を下っていきます。困ったことに途中雨にふられました。靴がズブズブに濡れるほどのスコール。しかし、おかげで海の駅の秘密が一つわかりました。軽やかな屋根の端から ドドドーッ! 大量の雨が滝のように垂れ流れていました。


なんかちょっと胸がすく思いなのは なぜだろう・・・

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まだ つづく 次回もin香川 イサム ノグチ 編!
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